事業承継が出来ない・しないのはなぜか?
2025年10月11日
昨今、中小企業の倒産が多くなってきているようだが、それは何が要因なのだろうか?
一部メディアなどには「人材不足」が原因と言われているが、当塾では少しその表現は違うのではないかと考えている。
少し前までは、「事業承継」が課題と言われていたが、これも確かに大きくみると後継者の人材不足ということになる。
では、後継者はなぜいないのだろうか? おそらく居ないわけではなくて、その会社・事業を継ぎたくないというのが本音なのではないだろうか。
視点を変えて考えればわかるが、「事業承継が課題」と叫ばれる一方で、起業の件数が相変わらずである。
単純に考えれば、そこに事業の基盤がある会社の経営者になれば、0からの起業よりも遙かにリスクは少ないはず。 しかし、起業に走るのは、おそらく心理的理由がある。
中小企業で事業承継を望む会社の中で、大半の会社が過去からの大きな負債を抱えている事が多い。
そこで、イメージ的に第三者承継として手を挙げること難しいのではないか? しかし、これが社内継承であれば、リスクとイメージは変わってくる。
つまり社内継承の場合、従業員の誰かが継ぐということだが、経営というものが分からないから継げない。また、これまでの社長がほぼワンマンで経営判断をやっていた(善悪は別)ので、経営を学ぶ気にもならなかったと。
当育成塾では、そのような経営の素人でも事業承継の後継者になれるよう、経理面、資金面、マネジメント面、法律面などについて、中期間をかけて伴走型で、「育成及び支援」を実施しますので安心です。
「第三者事業継承」を狙うのではなくて、「従業員があとを継ぐ(社内継承)」こともお考えください。